厄払いに和菓子を配る風習

友達のママ友から

「厄年なので和菓子を配らせてください」

と連絡があり、家まで最中を届けてくれました。


関西では厄払いで周辺にお饅頭や和菓子(小豆など)を配る風習があるんですね。

実際に頂いたのは初めてで、改めて日本には面白い風習があるな~と思いました。

厄払いの場合、先に損になることをやっておくとか、魔よけの意味もある小豆を配ることで守ってもらうとか

そんな意味があるそうです。


日本の節句や風習に強く結びついている「食」は、度々こういった厄払いや語呂合わせの食材や料理がありますね。

若い頃はお節の意味合いくらいしか知りませんでしたが、

料理講師になって旬のものや風習に習った料理を教わる機会が増え、

深く知るようになりました。


大学生など若い生徒さんに教えていると、

「へぇ~!へぇ~!」

と面白いくらい聞いてくれます。

「昔の人もダジャレが好きだったんだね、覚えやすい!」

と言ってくれた子もいて、

きっとこの先もこの料理を作るとき思い出してくれるんだろうな…と思います。


御節料理

七草粥

恵方巻き

花見団子

牡丹餅

お萩

土用の丑の日

月見団子

思いつくのをざっと挙げてみましたが、行事食ってたくさんありますね!


料理って栄養やスタイリングも大切ですが、

こういう昔から日本に伝わる風習や食文化ももっと大切にされるべきだなと思います。

作りながら伝えていく人がいないと途絶えてしまう文化ですよね。

美味しいか美味しくないかは別として、笑

大切に伝えて行きたいと思います。



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